最新の韓国ドラマをいち早く観れるということで韓国ドラマファンの間では、有名な動画配信サービス「楽天Viki」
無料で視聴できる動画の数も多く、利用しないのはもったいない優良サービスなのですが、難点は、韓国ドラマを観るにはVPNを使う必要があること。
VPNという言葉をはじめて聞くと、
- VPNって一体どんなもの?
- なんで楽天Vikiを観るのにVPNを使わないといけないの?
- VPNを使うにはどうすればいいの?
といった疑問や悩みを持つのではないでしょうか。
そこで今回は、安心してVPNを利用できるように、楽天Vikiの視聴に必要なVPNの知識を、出来るだけわかりやすく解説します。
これを読めば、「VPNは難しそう」という理由で、今まで楽天vikiを使えていなかったという人でも「一度チャレンジしてみようかな?」と思える内容になっています。
そもそもVPNって何?
VPN(Virtual Private Networkの略)とは、日本語で「仮想専用線」の意味。
インターネットを接続する際にIPアドレスやデータを暗号化し、外部に個人情報やデータが漏れないように守ってくれる技術のことです。
簡単にいうと、「あなたの個人情報やデータを暗号化して分からなくすることで、情報を悪用しようとする第三者から守ってくれるもの。」といった感じです。
インターネットを使う上でのセキュリティー強化の役割だね
インターネットの利用と、セキュリティーやプライバシーの問題は切っても切り離せない問題です。
知らない間にあなたの大切な個人情報が漏れてしまう可能性はいつでもあるということ!
ですが、VPNを使うことで
- セキュリティーを強化する
- 大切な個人情報やデータを守りやすくする
といったことが、できるようになります。
楽天Vikiを見るのにVPNが必要な理由
VPNでセキュリティーが強化されるのは分かったけど、何で楽天vikiを見るのに必要なの?
理由は、VPNを使えば楽天vikiからのアクセス制限を回避できるから!
というのも、楽天vikiは海外の動画配信サービス。著作権やライセンス契約などの問題から、日本からのアクセスは制限されているので基本的に観ることができません。(いわゆるジオブロック)
実際に、VPNなしで楽天Vikiの動画を見ようとしたら「この番組はお住まいの地域ではご利用いただけません。」と表示されます。最新の韓国ドラマだけでなく、楽天vikiで配信されているほとんどの動画が観れません。
しかしVPNには、セキュリティー強化の役割以外に、自分が今いる場所とは異なる場所から、ウェブサイトにアクセスできる機能があります。
つまり日本にいながら、「楽天vikiからアクセス制限を受けていない国のサーバーに接続すること」ができるんです。
結果、「アクセス制限のない国から利用している」という状態になるので、楽天vikiの動画が観れるようになります。
ちなみに、VPNを使えば楽天vikiに限らず、他の海外サイトの動画も観れるようになるよ!
VPNの使用は違法ではない
VPNを使って他の国のサーバーに接続するのは違法じゃないの?
そう心配になるかもしれないですが、日本ではVPNを使って他の国のサーバーに接続することは違法ではありません。
安心して使えます。
ただし、利用するサイトによっては、VPNを使って所在地を偽る行為を禁止している場合があります。
VPNを使用して海外のサイトを利用する場合は、それぞれのサイトの利用規約には必ず目を通しましょう。
VPNの利用が禁止されている国もある
日本ではVPNの使用は合法ですが、禁止または、制限されてる国があるので注意が必要です。
- ロシア
- 中国
- ベラルーシ
- トルコ
- イラク
- アラブ首長国連邦
- オマーン
- エジプト
- トルクメニスタン
- 北朝鮮
- ウガンダ
参考サイト:NordVPNより
これらの国に行く際はVPNの使用は控えましょう。
VPNを使う方法
VPNってどうしたら使えるの?
VPNを利用するためには、VPNのアプリをダウンロードする必要があります。
VPNには
- 無料で利用できるVPN
- VPNプロバイダに契約して有料で利用するVPN
の2種類があります。どちらのVPNもスマホやパソコンのアプリに対応しているので、お使いのスマホやパソコンのアプリストアからダウンロードできます。
ただし、有料VPNのアプリを使う場合はVPNプロバイダとの契約が必要です。
無料VPNは危険!? VPNを安全に利用するにはどうすればいい?
無料VPNは無料で利用できることがメリットですが、安全面に不安があります。
無料でVPNを提供しているため、収入源が少なく、セキュリティー対策にお金をかけることが出来ません。そのため、セキュリティーが脆弱になりやすいです。
本当なら安全なはずのVPNが、無料VPNだと逆に、情報漏洩のリスクが高くなってしまいます。
無料VPNの運営者自体が、個人情報を抜き取って売ろうとする悪意を持っている場合もあります。
どこの誰が運営しているのかがわからないケースも多いよ!
他にも無料VPNの場合は、
- トラブルが起こった時にサポートしてもらえない
- 接続速度が遅い
- 接続が途中で切れる
- 広告が入る(無料VPNの主な収入源のため)
などのデメリットが多いです。
デメリットの多さから見ても無料VPNは、無料で利用できること以外のメリットは無いといえます。
無料VPNの利用はおすすめしない。使うなら有料VPNを利用しよう
無料VPNが危険だとわかったら、「情報漏れたらどうしよう?」とビクビクしてしまって動画視聴も十分に楽しめないですよね・・・。
じゃあどうすればいいの?
解決策はズバリ、有料のVPNを使うことです。
有料でVPNを提供している分、
- セキュリティー対策がしっかりしている
- 接続速度が安定&早い
- トラブルの際に問い合わせられるカスタマーサービスがある
- 所在地や運営者が明確である
といったように、払った金額に見合ったサービスを提供してくれます。
有料VPNは、VPNを提供しているプロバイダーに使用料を支払うことで利用できます。
かかる金額は1ヶ月プランで1500円ほど。2年間の長期契約にすると、月額400円程度で利用できます。
月400円払って安心を変えるのなら決して高くないお買い物ですよね。
楽天Vikiが無料プランだけの利用なら、VPN代だけを払うだけなので、正直、どの動画配信サービスより安い(笑)
どんなVPNを選べばいいの?VPNプロバイダを選ぶポイント
今回は海外の動画サイトを観るという視点で、VPNプロバイダを選ぶポイントを6つ挙げました。
- セキュリティー対策が万全かどうか
- 通信速度の速さ
- サーバー台数
- 料金とサービスのバランス
- 1アカウントで使えるデバイスの数
- カスタマーサポートの充実度
これら6つの基準でプロバイダを選ぶと、失敗なくVPNを利用できます。
セキュリティー対策が万全かどうか
VPNを使う一番の目的は大事な個人情報やデータを守ること。
そのためには、情報漏洩のリスクが少なく、安全性の高いプロバイダを選ぶ必要があります。
セキュリティー対策に実績があり、具体的な対策をしているプロバイダを選びましょう。
ノーログポリシーを掲げているかどうかもVPNプロバイダを選ぶポイント。
VPNを使うと、外部からは個人情報は見れませんが、サービスを提供する側のVPNプロバイダからはオンラインでの行動履歴やデータなどの個人情報を見ることができます。
それを、VPNプロバイダーが「自分たちはあなたの個人情報やデータを見れるけれど、記録したり持ったままにはしないから安心してね。」と言って信頼性を強めるのがノーログポリシーです。
ノーログポリシーがあるかどうかもVPN選びでは大事なポイントだよ!
通信速度が速いかどうか
動画サイトを見るなら通信速度が速い、または安定しているプロバイダを選びましょう。
VPNを使うと、使っていない時と比べて、少し通信速度が落ちます。
通信速度があまりに遅くなるようであれば動画視聴もストレスになりますよね。
通信速度が速いことを推しているプロバイダなら、「動画が止まってなかなか進まない!」とイライラすることも無いです♪
料金と性能のバランスが良い
どれだけ性能が良くても料金が高ければなかなか手を出しにくいです。継続して利用するとなるとそれなりにお金がかかります。
「海外の動画サイトを視聴する」という目的なら、ハイスペックで料金が高いVPNは必要ありません。
だからと言って安すぎて通信速度が遅かったり、すぐに接続が切れるようなら動画を観るのに支障が出ます。
料金と性能のバランスが優れたコスパの良いプロバイダがおすすめです。
1アカウントで使えるデバイスの数が必要十分である
1アカウントで使えるデバイスの数はプロバイダによってそれぞれです。
動画サービスを観るときは、状況によって、スマホやテレビ、パソコンな色々なデバイスから観たいですよね。
1アカウントで利用できるデバイスの数が少なければ視聴方法も限定されてしまいます。
「いろんなデバイスを使って動画を見たい」という方は、使いたいデバイス数に合った数を提供してくれるプロバイダを選ぶ必要があります。
プロバイダを契約する前に使うデバイスの数を考えてから選ぶと良いね。
カスタマーサポートが充実しているかどうか
万が一トラブルが起こった場合に、問い合わせができるカスタマーサポートがしっかりとしているかどうかも重要ポイントです。
- 問い合わせは日本語でできる
- 問い合わせをライブチャットで出来る
- 問い合わせ受付時間が24時間365日である
最低限、この3つを満たしていれば大体のトラブルや困りごとは解決できます。
特に重要なのは、問い合わせが日本語で出来るかどうか。
というのも、VPNは海外のプロバイダがほとんどなので日本語で対応できない場合があるからです。
日本語対応できない場合はトラブル解決にも時間がかかります。スムーズにトラブル解決するためにもサポートが日本語対応しているかどうかはしっかり確認しておきましょう。
おすすめのVPNプロバイダ3選
じゃあ、どのVPNプロバイダが良いの?
という方のために、VPNサービスを提供しているおすすめのプロバイダを紹介します。
先ほど解説した、VPNの選び方”6つのポイント”を元に、選んだのが次の4つです。
この4つのVPNプロバイダならどれを利用しても、動画視聴には十分なサービスを提供してくれます。
「VPNプロバイダはたくさんありすぎて、何を使えば良いかわからない。」
と言う方はこの4つのうちのいずれかを選ぶと良いです。
全てのプロバイダで30日間の返金保障が付いています。
契約してみて、気に入らなければ30日以内に解約すれば返金してもらえます。
まずはとりあえず、気になるVPNを、試してみよう!
NordVPN
運営会社 | NordVPN S.A. |
所在地 | パナマ諸島 |
料金 | <スタンダードプランの場合> 1ヶ月プラン: 1550円/月 1年プラン: 580円/月 2年プラン: 390円/月 |
ノーログポリシー | あり |
サーバー台数/サーバー設置国 | 5600台/59カ国 |
カスタマーサポート | 365日年中無休のサポート体制/ライブチャットあり/日本語対応○ |
接続可能デバイス数 | 6台 |
3つの中でも特におすすすめなのがNordVPN。利用者も多く知名度が高いVPNプロバイダです。
軍事レベルのセキュリティー対策で、個人情報を強固に守ってくれます。
サーバー台数の多さから見ても高速通信が可能。ジオブロック解除に対応できる数も多いため、海外の動画サービスの視聴もスムーズです。
VPNを使うと再生速度が遅くなるはずですが、NordVPNは、気にならないです。普通に速いです。
デメリットは、接続可能デバイス数が6台とやや少ないこと。
家族間で共有したい人や使うデバイスが多くなりそうな人は注意が必要。デバイス数が6台で十分かどうかを前もって確認しましょう。
Surfshark
運営会社 | Surfshark B.V. |
所在地 | オランダ |
料金 | 1ヶ月プラン: 1807円/月 1年プラン:557/月 2年プラン: 286円/月 |
ノーログポリシー | あり |
サーバー台数/サーバー設置国 | 3200以上/99カ国 |
カスタマーサポート | 24時間年中無休のサポート体制/ライブチャットあり/日本語対応○ |
接続可能デバイス数 | 無制限 |
3つのうち最も安くVPNを利用できるのがSurfsharkです。
セキュリティーはNordVPNと同じく、軍事レベルのセキュリティーで安心ですが、通信速度はNordVPNには少し劣ります。
なので動画の再生スピードを気にせず観たいと言う人には不向きです。
「動画の再生速度はそこまで気にしないから価格を少しでも安くしたい」という方におすすめなVPNプロバイダになります。
月額300円以内で利用できるのは魅力的
また、接続デバイス数が無制限なので、家族で共有したい人にもピッタリ♪
ExpressVPN
運営会社 | Express VPN International Ltd. |
所在地 | イギリス領ヴァージン諸島 |
料金 | 1ヶ月プラン: $12.95/月(約1813円) 6ヶ月プラン:$ 9.99/月(約1399円) 1年プラン: $6.67/月(約934円) |
ノーログポリシー | あり |
サーバー台数/サーバー設置国 | 3000以上/94カ国 |
カスタマーサポート | 24時間年中無休のサポート体制/ライブチャットあり/日本語対応○ |
接続可能デバイス数 | 5台 |
4つのうち一番通信速度が速く安定していると言われているのがExpressVPNです。
セキュリティー対策に関してもNordVPNや、Surfsharkと同じく、強力な暗号化で個人情報を守ります。
アプリの操作性がよく、簡単にVPN接続ができるので、VPN接続することへの面倒くささを感じません。
デメリットとしては
- 月々の費用が他と比べて高い
- 接続可能デバイスが5台と少ない
という点です。
費用が高いのは継続して使うには大きなデメリットではありますが、どこよりも速い接続速度を持つというメリットを考えると、この金額は当然かなといった感じです。
金額は気にしないから「とにかく高速でストレスなく動画が見たいんだ!」はいう方は、ExpressVPNがおすすめです。
参考記事:[ExpressVPNレビュー]メリット&デメリットは??特徴や評判も一緒に解説
VPNを使って楽天Vikiで視聴する方法
では実際に、VPNを使って楽天Vikiを視聴するにはどうすればよいのでしょう。
- VPNプロバイダと契約する
- VPNアプリをダウンロードする
- 楽天Vikiでアカウント作成する
- VPNを接続する
- 楽天Vikiのサイトかアプリで視聴する
この5つの手順で簡単に視聴することができます。
詳しい利用方法を解説した記事がこちらです。参考にしてください。
楽天vikiで韓国ドラマを視聴する方法。手順をわかりやすく解説します
何度も言いますが、兎にも角にも、楽天vikiを観るならVPNを使うことが必須です。
まずは有料のVPNプロバイダと契約することから始めましょう。
難しそうに思うかもしれませんがやってみると意外と簡単にできますよ。
楽天vikiは韓国ドラマを見るのには超優秀サイトだから、「難しそう」という理由でやらないのは、もったいないよ!
それさえできればあとはVPNに接続して、楽天vikiのサイトやアプリから動画を視聴するだけです。
決して難しくはないので「楽天Vikiで動画を見たい!」、「海外の動画サイトを見たい!」という方はぜひVPNの契約にチャレンジしてみてくださいね♪
VPNを繋いでも楽天Vikiが見れない場合の対処法
VPNを繋いで楽天Vikiの動画を観ても、次のような「プロキシまたはVPNを使用しているようです。」といった表示が出ることがあります。
あなたがVPN、プロキシ、アンブロッカーサービスのいずれかを使用していると楽天Viki側が検出し、ブロックしたことを意味します。
エラーメッセージを解決して楽天Vikiを観るためには、いくつかの解決策があります。
このようなエラーメッセージが出た場合は、次の対処方法を試してください。
- 時間をあける
- 時間をあけて再度チャレンジすると観れる場合があります。
- ログインし直す
- 楽天Vikiを一旦ログアウトして、再度ログインすると観れる場合があります。
- アメリカサーバーにつなぐ
- 現在は、NordVPNを使ってアメリカサーバーならほぼ100%の割合で観れてます。
- 有料VPNを使う
- 無料VPNはブロックされやすいので有料VPNを使うことをおすすめします。
以上を実施することで、楽天Vikiのコンテンツを視聴できるようになります。
近年、どの動画配信サービスもVPNに対する規制が厳しくなっているため、VPNを使ったIPアドレスはブロックされることが増えています。
特に無料VPN(VPNネコ)は、観れなくなったという声が聞かれます。
安全面や、通信速度の面から考えてもやはり、有料VPNがおすすめです。楽天Vikiでドラマを観るなら有料VPNを使いましょう。
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